鼻づまり解消法、鼻づまりの原因そして赤ちゃんの鼻づまり
鼻づまりの原因は風邪や疲労、アレルギー、花粉症など様々で、体質改善や疲労を回復させることが鼻づまりの根本的な解消法といえます。
鼻づまり解消法としてツボ刺激があります。鼻のツボ刺激を続けていると鼻の新陳代謝が良くなり、鼻づまりの症状改善効果が期待できます。鼻の両脇の迎香というツボをやや強くもみ込みます。そこから鼻筋に沿って、鼻の付け根のリ明まで指圧していきます。迎香は、鼻のすぐわきにあるツボです。鼻翼のわき、少しへこんだところです。指先を押し付け、回転するようにマッサージを続けると、鼻の通りがよくなってきます。
頭の後ろ側、うなじの両脇にある天柱と言うツボに、親指を当てたら最初は軽く、だんだんと力を加えていきながら刺激していくのも良いです。他にも鼻筋から頭のてっぺんまでで、押して痛い所や気持ちのいい所も刺激すると鼻づまりに効果的です。
顔への動脈・静脈が集中している鎖骨を指でたたく方法も鼻づまり解消に効果があるようです。
鼻づまりは、鼻を温めることでも改善されます。鼻づまりの時は、鼻の血行が悪いから、これを良くしてあげればいいんですね。
携帯用カイロをハンカチでくるんで、鼻を温めながら深呼吸を行うのも鼻づまりには良いようです。鼻の両脇に人差し指を当て、ゆっくりと上下に撫でるのも効果的ですし(昔から伝わる民間療法)、手の平で鼻を覆うだけでも多少は効果があります。カイロではなく温タオルでもいいですね。
鼻がつまっている時は体を冷やさないように冷たい飲み物を避けるのもポイントです。温かいお茶は蒸気を吸う事で鼻を温める効果も期待できます。
鼻を洗うのもお勧めです。お湯をはった洗面器に塩を少し入れます。両手でお湯をすくい、そこに鼻を入れたら、片方の親指で片方の鼻をふさぎ、あいているほうの鼻の穴からお湯を吸い込みます。反対側の鼻の穴も同じように洗います。昔、鼻に塩水を通す装置を使ったことありますが、最初は大変でしたが慣れると気持ちいいものです。
ネギを叩いてエキスを出し、その汁を浸したコットンやガーゼを鼻に詰めるのも鼻づまりにいいようです。
鼻づまりと言っても慢性的な鼻炎になることもありますので、ひどいときは耳鼻咽喉科に行くことをお勧めします。
赤ちゃんは生後1〜2か月ごろ、熱も咳もないのに鼻をつまらせたり、寝苦しそうにすることがあります。赤ちゃんの鼻の穴は小さく、鼻の粘膜が敏感なので、少しの気温の変化などの刺激で鼻水が出ます。冷房で空気が乾燥すると、鼻づまりがひどくなります。暖房で部屋が乾燥すると鼻みずが粘性を帯びて、鼻をつまらせてしまいます。乾燥を防ぐため加湿器を使うのは効果的です。鼻水をスポイトなどで吸い取ったり、綿棒で鼻を掃除しましょう。粘膜を傷つけないよう注意してください。
鼻水がどろっとねばくなってきたときや、鼻づまりのためお乳の量がふだんの半分ぐらいに減ってきたときはすぐに診察を受けた方がいいでしょう。
蒸しタオルを鼻の下に当てると楽になります。
赤ちゃんは風邪などをひいた後は副鼻腔炎になりやすいです。鼻の奥の副鼻腔が細菌感染して炎症を起こします。鼻づまりや頭痛があり、鼻水が黄色っぽく粘り気のあるものに変わります。抗生物質で治りますが、中耳炎や髄膜炎を誘発することもあります。鼻の中を清潔に保つため、たまった鼻水や鼻くそをこまめに取ります。